TR-M.2 2280

このM.2 2280 SSDは、高い転送速度を誇るが発熱が多いとされている、NVMe SSDを冷却するためのヒートシンクです。
多次元アルミニウム合金設計のアルミニウム製ヒートシンクと高性能両面ICサーマルペーストの組み合わせにより、
高クロックで動作中のNVMe SSDを適切に冷却します。
NVMe SSDは温度が上昇し製品の設定温度を超えると、処理能力を低下させる「サーマルスロットリング」が発生して
転送速度が大きく低下しますが、本製品を使うことで、その問題を抑えることができるでしょう。

■主な製品特徴

・M.2 2280 SSD用ヒートシンクとサーマルパッドのセット
・片面チップ搭載の2280 SSDをサポート
・ヒートシンクが無いSSDと比較し、最大20℃以上の冷却が可能

■ヒートシンク非搭載SSDと比較し、最大20℃以上の冷却が可能

M.2 SSDは、温度が上昇すると「サーマルスロットリング」による速度低下が発生しますが、
本製品で冷却することにより、性能低下を未然に防ぐことが可能です。
その効果ですが、ヒートシンクが無いSSDと比較して最大約20℃、また、CPUクーラー等のエアフローが当たる条件においては、
負荷時でも50℃を切る冷却能力を発揮します(弊社検証結果)。

■検証環境
マザーボード :Z370 AORUS Ultra Gaming
SSD :SAMSUNG 970EVOPlus 250GB
CPUクーラー :Intel リテール(トップフロー)
ソフトウェア :ATTO BENCHMARK(負荷)、HWMonitor・CrystalDiskInfo(温度測定)

検証内容:リテールクーラーの風が当たる(M2Q)ソケット、CPUから遠い(M2A)ソケットで、ヒートシンク有無の温度を測定
アイドル:PC電源投入5分後、負荷:ATTO BENCHMARKを2周実行し、完走するまでの最高温度